「迷信だ」「オカルトだ」といまだ多くの人が氣の話を嫌う。しかし実際、人は氣を感じながら生きている。氣とは何か。氣が弱まると形あるものは崩壊し、氣の流れが悪くなると生命は腐敗し、人の運命は歪みはじめる。
「氣」とは何ですか?
A たとえば長く病気で悩んでいる人は不幸です。
なぜなら、薬代や病院代が多くかかるからです。そのため、
経済的にも苦しむことになります。
ストレスもたまるでしょうし、イライラして、その人は人間関係が悪くなるかもしれません。
そしてそのような悩みがまた、病気に悪影響をおよぼし治りが悪くなってしまうのです。
さて、この話はほかでもありません、
難病で失明した、氣の治療家である池田光導自身がかつて苦しんだことなのです。
「もし私がこの道に進んでいなければと思うとゾッとする」と本人が語っています。
ここに挙げた「病気」「貧困」「人間関係」という3つの問題ですが、今、多くの人が同じ悩みを抱えていると思います。
- 病気
- 貧困
- 人間関係
ところで3つはそれぞれ別の悩みに見えますが、互いのマイナス要素が苦しみを増幅している。
このようにして運命は崩壊へと進むのですが、その崩壊を防ぐものがあります。
それが氣です。
氣はすべての崩壊を防ぐ
自然界には法則があります。時間が経つと、
火←消える
水←蒸発する
山←崩れる
命←死ぬ
物質は常に、消え、形を失くし、散らばる方向へ動いているという法則です(エントロピー増大の法則)。
たとえば人は死ぬと腐敗がはじまります。腐敗は人の体(形質)の崩壊です。それは細胞が死んで壊れ、散らばっていくことです。
人のそうした運命もそうですが、「自然」自身もまたこの法則から逃れることはできません。あの美しい山や近所を流れる小川も同じなのです。
山は、雨によって削られます。川の水は、常に蒸発しているのです。窓辺に置かれた美しい植物は枯れ、人の死と同じように、細胞が壊れ、土になります。
暗い夜空に輝く幾千万の星々も、100万年か、1億年後には、大爆発を起こして漆黒の宇宙に散らばっていきます。
細胞のミクロ世界から宇宙のマクロ世界にいたるまで、これらは宇宙をどこへ旅しても変わらぬ永遠の根本原理なのです。
人と自然、宇宙が尊いのは、このように“消える運命”が定められているからです。死があるものは尊い。
氣が物質を生命にする
物質は崩壊し、生命は死ぬ。しかし崩壊し消えるからといって、人も宇宙も現に今個々に存在しています。
お分かりでしょうか。つまり、
人、自然、宇宙、その存在を、存在たらしめているもの。それが「氣」です。
氣とは何か。
氣とは、「存在しようとする力」といってよいかもしれません。
山が山であり続けること。川が川であり続けること。人が人であり続けること。
つまり死なないようにしている力が氣です。散らばらないように引き止めている力が氣。
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