「○○と相性が悪い」「なぜか気持ち悪い」と感じることがある。氣の相性が悪いからだ。しかし大半の人は氣を感じても信じようとはしない。そしてすぐ感覚を忘れてしまう。 相性を良くすることができるのは信じる人だけである。
「相性」とは何ですか?
A 人、町、建物、自然すべてに相性があります。
山にあるのは山の氣です。川の流れにあるのは川の氣であり、そして水の氣。
象形(かたち)あるものにはすべて氣が存在するのです。
そして今から数千年前の出来事。ある画期的な“異変”が起きました。
人が自然から歩みでて人の世界をかたちづくるようになりました。
人は動物とちがい、自分の手でかたちあるものを創造するようになりました。
自然をつくり変えるようになりました。
人は山を削り、人は川の流れを変え、人は水のない場所に井戸を掘ります。
人が作り出す氣のカタチ
人はそこらじゅうで、自然の氣とは異なる「人の手による氣」を生じさせるように
なったのです。
人が建て暮らす家にも氣が生じます。町や都市にも氣は生まれるのです。
■田舎の氣 都会の氣
田舎には人に田舎を感じさせる氣があり、都会には都会の氣が漂っている。このことは敏感な人には非常に強く感じられるものです。
「なぜかこの町とは合わない」と感じるのは、氣がそうさせているのです。
人と町にも氣の相性があるからです。
町や住まいとの氣の相性
もちろん人とそこで暮らす家にも氣の相性があります。
ちなみに風水学として一般的に知られているのは、このような町や住まいとの相性を整える風水(陽宅風水)だと思います。
「人が住まなくなった家はすぐ荒れ果ててしまう」といいますが、住まいとしての氣がそこから消えてしまい、「氣とは何?」でお話したように氣が消えると自然の法則に従い物質は集まる力をなくすからです。
アパートやマンションなどの賃貸物件を借りるとき、「この家は嫌だ」と“直感”で感じるときがあります。
家の持つ氣が悪いか、その人と相性が悪いのです。
しかしその感覚もすぐに忘れてしまい、あらためて氣の話を聞いても「そんなのは迷信」と片付けてしまう人が多いのです。